渇ェ田商事で新たな「砦」が結成!!
 本年8月、渇ェ田商事(産業廃棄物処理業・本社/兵庫県加古川市)で2名が組合を立ち上げ、連帯労組の仲間となりました。岡田商事は神戸市や明石市の建設現場などの廃材を運搬・処理する業務を行っています。



渇ェ田商事は最低賃金法にも抵触!

労基署にも改善要請
 労働組合は、自らの力で会社への要求を続ける一方、加古川労働基準監督署にも改善指導を要請しています。特に、@組合結成のきっかけとなった組合員の事故の罰則規定(賃金の10%カット×1年間)問題や、A未払い賃金、B就業規則の明示義務違反などを早急に改善するよう要請しました。

労基署も会社へ4つの指導
 労働組合の要請を受け、加古川労働基準監督署も岡田商事に対し、10月14日付で指導を行っています。主な内容として、@現行賃金は「最賃法」労基法第28条にも抵触していることから賃金の見直し、A残業状況の把握できる時間管理の徹底、B従業員の業務中の事故に対する制裁規定の見直し、C就業規則の明示義務違反についての早急な改善、など、労基署も会社に対しタイムリミットを設けて早急な改善を指導しています。



安心して働ける職場に何としてでも改善したい!

労基署に相談、しかし状況は悪化・・・
 今回公然化(=組合結成を当該社に告知し、公にすること)した2人の組合員(分会長:佐々木さん・28歳と、書記長:日向さん・27歳)は、共にトラックの運転手として採用されました。2人は、現在、会社から厳しい権利侵害を受けています。
 特に、佐々木分会長の場合は、会社の厳しい労働条件を何とか改善しようと労働基準監督署へ相談。この様な職場改善を会社に訴えた事が起因してか?、この頃から管理職に暴言を浴びせられ、挙げ句の果てには8月11日にいきなり運転手から雑役業務へ配置転換されるという酷い内容です。 また、日向さんの場合は、業務中に誤ってトラックで電話線を切断。この事故に対して会社は「おまえが不注意でやったことなので事故の一切を個人で弁済しろ!」と迫られ、過去から会社は業務中の事故については従業員に多大な負担を強要していた事実から「安心して働ける職場にしたい。」という強い願いで労働組合を立ち上げました。

 
会社は、不当労働行為に奔走する始末
 組合結成以降の会社は「組合活動はおおいにやってくれ」などと口では言いながらも事実上、不誠実な対応に終始。具体的には@組合員以外の従業員を集め、臨時の職場会議と言いながら「組合員とは一切話をするな」などと管理職自らが「不当労働行為※組合員差別」法律違反を従業員に強要する始末。Aトラック運転業務をおこなっている組合員には、連日のように配車差別をおこなう。B業務中に組合員を呼び出し、業務指示と言いながら管理職多数で組合員を取り囲み大声で組合の誹謗中傷を連発する。など、ありとあらゆる不当労働行為を連発しているのが現状です。



 

第1回団体交渉(9月22日)
 組合結成(本年8月18日)から1ヶ月を過ぎ、ようやく第1回目の団体交渉が開催されました。会社は、会長・社長を始め、管理職5名が参加。この交渉の中で、労働組合は要求に対する回答を求めたところ、会社は、「法律は守る」という回答以外はすべて労働組合が提示している要求を真摯に受け止めようとはせず、問題解決に向けた話し合いがなされないまま2時間ほどで閉会に至っています。
 この交渉の中で、はっきり浮かび上がった事実は@労働組合は認めるが社内での活動は認めない。A会社は、就業規則など諸規則で労務管理を今後もおこなうが組合に明示する意思はない。B今後も組合員の労働条件などの変更について、事前に話し合う意思はない。等おおよそ「組合否認」ととらざるを得ない「前近代的な労務政策」が浮き彫りとなっています。


労働組合が会社に提示した要求内容
@労働基準法をはじめ諸法律の遵守。
A業務中の事故に対する個人弁済の廃止。
B佐々木組合員に対する不当配転の撤回。
C労基法通りの賃金支払いと賃金体系の改善。
D管理職の高圧的な業務指示の改善。
E退職金制度の確立。
F未払い賃金の支給。
Gその他、組合事務所の貸与や事前協議などの基本要求など。
会社が回答した内容
 「法律は守る」しかし、その内容を労使双方で書面化することについても会社は労働組合とは文書は交わさない。と、協約を否定している実態。
    
 会社から厳しい権利侵害を受けていますが、二人は根っから気丈で明るい性格。「何としてでも会社に労働組合を認めさせ、労働条件が改善するまで闘い抜く!」と力強い決意です。岡田商事分会の仲間の支援をよろしくお願いします!

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