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全国労働者総決起集会

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 ■全国労働者総決起集会/東京 日比谷■

 「闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう」をスローガンに、労働運動再生を目指すこの運動は20年前に始まった。3労組(国鉄千葉動力車労働組合・全国金属機械労働組合港合同・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)が呼びかけ団体となり全国に発信。毎年11月に東京・日比谷野音にて総決起集会を開催し、今年で20回目となった。

 この数年間は、国際連帯も広がり、」韓国民主労総ソウル地域本部をはじめ、アメリカからはILWU(国際港湾倉庫労働組合)・GDL(ドイツ機関士労働組合ベルリン都市鉄道支部)が参加した。さらに、今回はアメリカ・トランプ大統領が来日に対してして、「改憲阻止!1万人大行進トランプ来日弾劾デモ」も企画された。労働組合が民衆の先頭になって米大統領訪日と日米首脳会談を弾劾する行動となった。

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 ■打倒安倍を掲げ闘う、改憲を阻止する闘い■

 集会では、20年間運動を引っ張ってきた呼びかけ各労組の烈士に対して、遺志を継承する黙祷を捧げ、3労組ネットワークを代表して関生支部から開会の挨拶を行い、集会が始まった。

 集会は、動労千葉をはじめ闘う戦線の報告があり、港合同からは、今、安倍政権が進めようとしている「働き方改革」にメスを入れる報告がされた。全日建トラック支部からは、1年を越えようとしているM運輸分会からストライキ闘争報告があり、全国から集まった労働者に勇気と希望を与える発言となった。このとき、群馬の合同一般労組全国協議会の運輸労働者から関生支部とトラック支部M運輸分会に檄布の贈呈があり、闘う運輸労働者たちの団結を深めた。

 集会の2部は、歌あり律動ありの今までと個性あふれる構成で、沖縄・福島・三里塚での闘争など弾圧に立ち向かう強固な連帯を確認した。

 最後に、安倍政権の進める憲法改悪に対して集会参加の労働者・労働組合は団結して闘うと決議しデモ行進に入った。
この日、労働組合が主催する集会では、最大規模。反トランプデモ行進を銀座で貫徹した。労働組合が先頭になって打倒安倍を掲げ闘わなくてはならないことを参加者全員で確認した。


  【 くさり12月号より 】

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