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学習を創造的活動に活かそう

2017.11.21-2見出し

 教育部では、月に一度開催する幹部教室を通じて、執行委員のレベルアップに力を入れています。今月のテーマは「組織拡大」です。

武谷写真

 ●数の力で押し通す安倍、無関心は最大の敵● 

私たちが報道機関から日常的に見聞する世界の情勢が、日本の情勢に影響し、それがやがて生コン業界にも結びつくことを組合員は認識しなければいけない。そして、歴史から学び、万余の組織に向けて旺盛に組織拡大に取り組もう。

 
 ◆中小企業安定に向け、結成以来多くの成果◆

 関西地区生コン支部は、1965年の結成以来、生コン業界および全労働者の年間所得を上回る賃金、労基法を上回る労働条件、優先雇用協定、年間休日125日、組合活動保障、組合活動の自由、職場での労使対等、職場における自由権の確立など多くの成果を獲得してきた。

 また、背景資本への追求・闘争や集団交渉による中小企業を統一戦線に立たせ、我々の側に引きよせる産業民主化の闘いで成果をあげた。中小企業である生コン業者を協同組合に結集させ、大企業と対等な取り引きを行うことで生コン業者の経営を安定させ、そこで働く者の雇用確保と要求の実現に向けて運動を前進させてきた。


本

 ◆ピンチをチャンスに、弾圧をバネに大躍進◆

 そこには当然、資本・権力による攻撃もあった。しかし、大企業の利益が優先される社会構造なかで、中小企業の経営者と労働者の位置づけを分析。80年代に産別闘争として掲げた、中小企業の二面性と協同組合論を学習・実践することで資本側からの攻撃を克服し、何度刑事弾圧が加えられても組織が壊滅するどころか、さらに運動を前進させてきた。

 しかし、現在の生コン関連業界では、非正規労働者(日々雇用者)が増え、低賃金・労基法も守らない企業が続出するなど、先輩たちの汗と犠牲によって得た多くの成果を食い潰されかねない状態でもある。

 組合員は関生支部の運動の成果を過去から学び、組織拡大の実践を重点課題として、継続して生コン関連企業と労働者の組織化に集中した活動を旺盛に行うことが求められている。今期、奈良ブロックでは組織拡大が成功。それに伴い地域の労働者は労働条件が向上した。これらを見れば組織拡大の重要性は証明されている。

 ◆飛躍的に組織拡大を、政策も大きく前進!◆

 再度、過去、飛躍的に組織拡大が進んだ時代には、関生支部の政策が大きく前進した。我々の全ての要求実現と地位向上のためには関生支部の量的拡大と質的向上が必要不可欠である。また、関生型運動の全国化を図り世界に発信するためには組織拡大が大きな鍵を握っている。

 万余の組織建設に向け全力で取り組もう。


  【 くさり11月号より 】


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