２０１６年１１月９日にS生コンを定年退職しましたAです。 　

　私は、１９７０年にS生コンの前身のO生コンに就職し、それから４７年間、製造として勤務してきました。振り返るとあっという間の４７年間で、過ぎた日々の早さに驚くばかりです。 　

　今は、私が就職した時とは街の景色が変わり、社会情勢も大きく変化していき、生コン工場だけでなく大手企業でも次々に潰れる時代となりました。 　

　改めて、このような厳しい世の中で一つの会社で４７年間ずっと働き続けることができたありがたさを実感しています。これも、武委員長をはじめとする会社・組合の先輩たちの作り上げた財産を受け継ぐことができたからだと思います。 　

　組合活動では、会社に対して何も言わずに生活していては体験できないようなこともたくさんありました。組合を通じて色々な行動に参加し、たくさんの人に出会い、たくさんの思い出を作ることができました。

　苦労したことも含めて、本当に光栄に思います。これも労働組合と先輩たちのおかげです。本当にありがとうございます。

　私は定年退職となり組合から離れましたが、今までの貴重な経験や出会った仲間たちのことは大切な思い出として心に残っています。

　ほかの労働組合ではなく、連帯労働組合を選んで本当によかったです。

　これからもずっと、「誰からも頼れる労働組合」であり続けてください。 　

　最後になりましたが、皆さんの健康を心より祈っています。今後も、体調やケガには十分に気をつけて仕事や組合活動を頑張ってください。


　【　くさり３月号より　】