「くさり」2005年2月号

1・23緊急抗議決起集会(反弾圧情報特集のページにとびます)
  ・ 主催者挨拶:坪田健一生コン産業労働組合執行委員長
  ・ 基調報告:武洋一関西地区生コン支部
  ・ 決意表明:加来洋八郎全港湾大阪支部執行委員長
  ・ 勾留理由開示公判

盛大に05新春旗びらき

バラセメント共同行動を解除

中越地震罹災者を支援・激励〜甦る阪神大震災の惨禍

連載Jブロック版(湖東) 仲間の団結力で組織と運動の飛躍へ
  ・ 新年会・送別会で祝杯 賑わったブロック忘年会
  ・ 「鈴鹿の名ハンター」健在なり〜今期、猪・鹿2頭を仕留める〜
  ・ 太陽コンクリート闘争が和解解決
  ・ 私の可愛い孫

女性野宿生活者の現実 〜婦人クラブがカンパ交流〜

 

関西地区生コン支部にかけられた業種別運動つぶしを目的とした不当弾圧に対する

1・23緊急抗議決起集会


* 詳しくはこちらをごらんください *

* 勾留理由開示公判における武執行委員長の意見陳述はこちら *

 

盛大に05新春旗びらき 
 関西地区生コン支部に対する不当弾圧が加えられた翌日の1月14日、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部及び各支部共催の05年新春旗びらきが生コン会館で盛大に開かれた。旗びらきは、政党・議員・業界・労組・友好諸団体など各界の来賓193名をはじめ、役員・組合員など総勢488名が結集。さらに、外には会場に入りきれない組合員で溢れ、「1/13不当弾圧事件」に対する怒りの決起集会の場として、新たな闘いの幕開けを確認しあった。

弾圧をはね返す488名の熱気
 05年新春旗びらきは、青年部による勇壮な生コン太鼓で幕を開け、川村賢市近畿地方本部副執行委員長の司会で進行。主催者を代表して挨拶にたった戸田ひさよし近畿地方本部執行委員長は、今回の弾圧事件の狙いと本質、05年の運動の重点課題を次のように示した。

逆風は労働者を強くする
 戸田執行委員長は、今回の弾圧の本質は、連帯ユニオンの運動と組織の前進に恐怖した独占資本と権力による不当弾圧であること。運動の具体的な前進とは、・労働者と中小企業の共同による生コン関連業界の大改革、・連帯ユニオンの政治分野への前進(「連帯ユニオン議員ネット」の結成)、・日韓労働者の共同闘争に象徴されるグローバリズムに対抗した国際連帯運動の前進、などを指摘。今回の弾圧は、こうした運動の前進を阻もうと組織の社会的イメージを低下させ、運動の分裂を狙ったものであることを強調した。
 しかし、現在の組織と運動には全組合員が確信をもち一切動揺がないとして、不当弾圧に断固として闘い、新たな運動前進をめざすことを呼びかけた。
 旗びらきは各界来賓代表から連帯・激励のメッセージが寄せられた後、松本光宣大阪兵庫工組理事長、和田貞夫協同組合大阪中小企業経営センター理事長、吉田伸近畿生コン関連協同組合連合会理事長、岡本幹郎生コン産労書記長、加来洋八郎全港湾大阪支部執行委員長が大きなかけ声とともに鏡割りを行った。
 乾杯の音頭にたった岡本生コン産労書記長は、「本旗びらきは決起集会の場となった。アゲインストの風が吹く程、労働者は強くなることに確信を」と呼びかけ、新たな闘いの始まりに祝杯をあげた。

団結の力で各社の発展を
 競争原理が国策となり、中小企業は団結して乗り越えねばならない。企業エゴを克服し、品質を第一としてユーザーに信頼される製品を社会に提供することで工組加盟各社の発展を。
<松本光宣・大阪兵庫工組理事長>

弾圧は、闘ってきた証拠
 弾圧されるのは、まさに闘ってきた証拠。敵の攻撃に仲間がしっかりと絆を深めあい、よりよい社会の発展をめざす年に。<植田至紀・前衆議院議員>

新たな運動発展に決起
 中小企業の経営と労働者の生活を支え、社会に責任がもてる製品を提供する運動の前進に対する弾圧だ。本旗びらきは、社会に貢献する新たな運動の発展へ決起する場となった。
<和田貞夫・協同組合大阪中小企業経営センター理事長 >

 

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中越地震罹災者を支援・激励

     甦る阪神大震災の惨禍

中央・各支部代表で調査団
 中央本部は昨年末の12月22〜23日、各支部代表で新潟県中越地震現地調査団を構成し、現地の被害実態を調査するとともに、罹災者を激励・支援した。調査団は、長谷川中央執行委員長をはじめ計11名で編成。関西からは、武洋一副委員長と林(天城生コン分会)、濱田(近酸神戸分会)、トラック支部の田中副委員長の4名が参加した。
 一行は、22日早朝に大阪を出発し、約7時間半かけて小千谷支部ウイング21の事務所に到着。長谷川委員長、小谷野書記次長、関東支部、栗木組、静岡支部、東海支部の全国の仲間と合流。佐藤松喜新潟支部委員長をはじめとした現地の仲間の案内で被災地を訪問・調査した。
 新潟支部組合員71人中、全壊家屋3戸、半壊家屋16戸、一部損壊36戸で大半の組合員が被災。組合員3名の自宅を訪問したが、大渕伸一さん宅は近隣17世帯すべてに避難勧告が出され、自宅の庭が崩落し、向いの山も崩落するなど土石流で全壊状態。被災地を車で巡回するにつれ、自然の脅威をまざまざと見せつけられた。被災組合員は、親類宅や仮設住宅に身を寄せ、不安で不便な生活を強いられている。 


▲仮設住宅に住む被災組合員を訪問・激励

  
▲被災組合員を激励する長谷川中央執行委員長   ▲被災組合員に見舞金を贈呈し激励

励ましと団結で復興に意欲
 初日の調査終了後、小千谷サンプラザで「被災組合員激励集会」を開催。被災組合員の体験談に耳を傾け、甚大な被害を受けたにもかかわらず、仲間の励ましと団結で復興に意欲的な姿勢が印象的だった。席上、長谷川執行委員長から被災組合員一人ひとりに見舞金と、心からの激励の言葉が贈られた。
 今回、現地の被害状況を見て、10年前の阪神大震災の時の感覚が一瞬にして甦った。被災者の方々に改めてお見舞い申し上げ、一刻も早い復興を願っています。
 【調査・取材 林・濱田】

 

バラ共同行動を解除

     〜 経営者会との交渉で春闘解決 〜
運賃アップの成果をもとに
 生コン産労と連帯労組は、雇用と生活確保をめざす共同行動によって04春闘の解決とバラ輸送業界の政策課題を一体的に追求。統一運賃収受にむけたトン当り100円の値戻しの成果のもとに開かれた1月20日の近バラ輸送経営者会との交渉の結果、経済要求と政策課題について以下の内容で合意し、同日付で行動を解除した。
 【経済要求】賃上げ・一時金・福利厚生資金は昨年実績。
 【政策課題】●経営者会は、近バラ協総会決議の共同事業を責任をもって遂行する。とくに、当面の運賃改訂(100円アップ)とその請求業務を遂行する。●経営者会は、基盤整備事業(減車など)を責任をもって遂行する。そのために、速やかに事業計画をたて、具体的に実施する。●経営者会は、共同事業推進のために、協組加入社各社の資料を近バラ協に提出する。基盤整備基金の全社徴収。バラ不正防止委員会の活用を徹底する。
 ▼近畿2府4県のバラセメント輸送車輌台数は、895台。需要減のもとで効率輸送にむけた適正車輌台数を試算すると、年5%の需要減、1台月間1千トンを輸送すると仮定して643台となり、252台が余剰台数(削減率28%)となる。
 従って、適正運賃収受と適正輸送台数(減車)による輸送の効率化をめざす業界の基盤整備はいま、バラ輸送業界とそこで働く全労働者の経営と雇用・生活確保にむけた緊急の政策課題となっている。

 

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連載J ブロック版(湖東ブロック)
仲間の団結力で組織と運動の飛躍へ

新年会・送別会で祝杯(トランスポート・エーワン分会)
 新年1月4日、彦根市の「さと」で、トランスポート・エーワン分会の新年会と丸沢徳美さんの送別会が盛大に催された。
 丸沢さんは、72年12月8日に太平コンクリート工業社に入社。その後、トランスポート・エーワン社に移行され、32年間にわたり勤務し、1月15日付をもって無事、定年退職された。丸山さんは長年の間、仕事と組合活動に励まれ、後輩にも指導力を発揮された。
 新年会・送別会では、荒川分会長が挨拶で、円山さんに長年の勤めに対して労いの言葉を贈り、円山さんからも退職の挨拶を述べられ、乾杯(写真)。
 定年後は、関連会社のトーイでミキサー車の運転手として乗務される。丸山さん、長い間、ご苦労様でした。


▲感無量で乾杯する丸山さん(右端)

賑わったブロック忘年会
 湖東ブロックは昨年末の12月19日、彦根市の割烹「紀多川」でブロック忘年会を盛大に開いた。宴会場には、北川分会、トランスポート・エーワン分会、ヒコシン分会、笹木運輸分会などから多くの仲間が結集した。
 まず、ブロック担当の深田執行委員が挨拶。各組合員の1年の運動に対する労いの言葉と、05年度も一層の団結力を発揮し組織拡大、運動の前進へ邁進するよう呼びかけた。
 深田執行委員の乾杯音頭で宴会が始まり、職場や組合の話題で盛り上がった。二次会では、カラオケで各人が自慢の喉を披露した。【機関紙部】

 

● 「鈴鹿の名ハンター」健在なり 

〜 今期、猪・鹿2頭を仕留める 〜
 畑新一さん(トランスポート・エーワン)
ラストスパートにかける
 「鈴鹿の名ハンター」こと畑さんは、毎年、狩猟の腕を磨き、年はとっても健在である。
 畑さんの狩猟歴は、今年で22年目の大ベテラン。だが、今年は選挙で地域の役員に選ばれ、なかかな狩猟のチャンスはなく、狩猟期の12月15日以来、まだ2回しか猟に出ていない。結果は、猪と鹿を各1頭しか捕獲しておらず、「狩猟期が終る2月15日までにラストスパートをかけ、あと2〜3頭は確保したい」と抱負を語る。
 沢山捕獲した時には、毎年おこぼれを頂戴しており、今年もよろしくお願いしたい。【取材・機関紙部】

 

● 太陽コンクリート闘争が和解解決・・・支援に感謝
各ブロックの皆さん ご支援・ご協力有難う
 一方的な工場閉鎖に対して昨年3月31日以降、争議を継続していた太陽コンクリート闘争が、年末の12月28日をもって和解解決しました。
 他の闘争と比べれば9ヵ月と短期ではあったが、闘争中は支部役員をはじめ、各ブロックの皆さんには、カンパ支援や24時間体制の泊り込みなど物心両面にわたる温かいご支援・ご協力頂き有難うございました。
 短期で勝利できた喜びを教訓に、「他人の痛みは己の痛み」と受けとめ、団結すれば必ず勝利することを肌で感じた闘いでした。
 現在、争議中の分会が、一日も早く勝利解決できるように団結力・行動力をもって頑張る決意を新たにしています。まずは紙面をお借りし、御礼の言葉とさせて頂きます。
 トランスポート・エーワン分会一同 分会長・荒川行治

 

● 私のかわいい孫 〜 江龍芳雄さん(トランスポート・エーワン分会)
 仕事に、組合活動にと日夜奮闘されている「鬼の江龍さん」も、お孫さんの前ではメロメロ。笑顔満面で、2人のお孫さんを紹介頂いた(取材・機関紙部)。
 ■ 「私の可愛い孫は、香乃(かの)ちゃん・3歳と、輝星(あきせい)君・1歳。香乃は、活発でとても元気な女の子。ままごと遊びが大好きで、周りにいる人すべてが遊びの対象にされてしまう。お手伝いも大好きで、食事の準備が始まると野菜や米を洗ったり、食器を並べる。輝星君は、まだ小さいのでママの側にいることが多いが、歩けるようになってから自己主張が強くなってきた。時々、香乃と喧嘩するようになり、簡単には引き下がらない男の子らしさも出てきた。2人の日々の成長の早さに、驚くばかりの私たち夫婦です」と語って頂いた。

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女性野宿生活者の現実 〜婦人クラブがカンパ・交流 〜
 昨年12月26日、婦人クラブから4名が参加し、女性野宿生活者に衣類のカンパを届けて交流の場をもった。
 そこは、学生などを中心に毎月1回開かれている女性だけのコミュニケーションの場。野宿生活者が4〜5名、その他OLや学生、生活保護施設職員、市民団体など多彩な顔ぶれ。ミーティング場所となった公園片隅の空き地は、まさに生活の場で、厳しい生活環境を目の当たりにして言葉を失った。でも、交流するうちに話も弾み、野宿生活の実情や健康状態などを聞いたり、学生や市民団体の人が日々取り組んでいることを教わった。
 私たちは野宿生活者に対して、無意識に差別や軽蔑の目を向けていることは否めない。しかし、実際に接した当事者の人たちは意外に明るく、力強さも感じた。すべての人々が、社会から取り残されることのない仕組みをつくることが求められている。今後もカンパと交流を続け、こうした現実が生み出される背景を学びたい。【事務局・北浦】

 

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