「くさり」 2005年11月号

仲間と家族、各界来賓の笑顔で 〜 第41回定期大会&満40周年の集い 〜
・ 武執行委員長のメッセージ【要旨】
・ 各界来賓、代表あいさつ
・ 祝電・メッセージ紹介
・ 大会宣言

連載Qブロック版(奈良)
・ 清流の里に120名余名〜サマーフェスタ2005〜
・ 参加した方々からの声とメッセージ


仲間と家族、各界来賓の笑顔で 〜 第41回定期大会&満40周年の集い 〜

 

武執行委員長のメッセージ【要旨】

弾圧で得をするのは一体、誰か
 生コン支部は1965年10月17日、当時の西淀川労働会館で設立大会を開き、それまでの企業別支部から産業別組織として新たにスタートし、今年で満40年の歳月を経て今日を迎えています。生コン支部と共に汗を出し、悩み、苦しみ、時に涙し、喜び、40年共に歩んだ私にとっては誇りに思うと同時に感慨深いものがあります。この歴史的に記念すべき大会に、都島拘置所に勾留されている6人が参加できないことは誠に残念なことであります。しかしシャバにいる仲間たちがこの大会を準備され、組織し、このように成功裡に、しかも賑々しく開催されましたことを心より喜んでいます。努力された仲間の皆さんに、心より敬意を表します。また2件にわたる裁判公判日には組合員家族、中央役員、生コン産労、全港湾、OB会、各会社代表、大和田委員長、和田先生はじめ多くの皆様の傍聴参加をいただき、大変勇気づけられています。ありがとうございます。
 今回の不当弾圧の本質、狙いが何であるかは、私たちが逮捕・長期勾留の間、何が起きているか見れば誰が考えても分かることと思います。すなわち週休2日制がアウト対策と称して崩されつつあるのです(これは23年前の弾圧の時も同じ経験をしました。休日変更・労働条件の改悪・賃上げゼロ回答です)。大阪における生コンの販売価格が値下がりしていること(これも23年前と同じです。これは消費者には還元されず、ハウスメーカーと一部販売店の利益になっています)。このことにより犠牲を受けているのは倒産の危機に直面する中小企業であり、雇用不安が発生している労働者です。権力弾圧で得をする者、それは一部の大企業であり、損をするのは中小企業と労働者であることは今回の弾圧事件で実に分かりやすくはっきりしています。被害企業と称される2社も、このあおりを受けるのです。
 大阪府下の生コンの年間需要は、大阪広域協同組合が設立された10年前は800万立方米を超えていて、1工場あたり6000立方米平均でありました。ところが建設関連投資の抑制、新増設プラントの続出により03年〜04年、年々インプラントの出荷は落ち込み、インの中の企業でも「この状態で座して死を待つより脱退して販売する」会社が現れたのです。この状態に手をこまねいていると、過去に経験したようにインとアウトの過当競争、原価割れの生コン価格、倒産、失業になりかねない深刻な事態であったのです。

業界の危機打開 近代化への道標
 このような事態を打開すべく関西生コン産業政策協議会は、業界の危機打開策を打ち出し運動を展開したのであります。すなわち、
 (1)イン、アウトの大同団結。それには歴史と現状認識を一致すること。
 (2)適正価格の維持と原価公表。これは消費者との信頼、信用を得るのに必要  条件です。
 (3)品質管理と保証システムの確立。
 (4)新技術開発による需要創出。
 (5)共同事業化によるコストの平準化。
 (6)適正公平なるシェア決定システムの確立。
 (7)販売店の協同組合化。
 (8)知的レベルアップをめざすマイスター塾の設立。
 (9)広報活動によりコンクリートの社会的有用性を明らかにする。
 (10)産業別賃金、福祉、雇用、各制度の確立。
等であります。
 この様な運動を取り組む事によって、大阪兵庫生コン経営者会は、
 (1)共同試験場の建設
 (2)生コン会館建設
 (3)適正工場配置の共同事業を関西生コン政策協議会と合意したのです。
 特に大企業と権力の言い分とは、「中小企業と労働組合が団結し政策活動を行うことは、大企業中心の産業支配システムにたてつくことであり、これが資本主義社会では許されない」との立場であります。彼らは一般国民の利益とか権利より一握りの大企業の番犬なのです。一般国民と権力とは、敵対関係にあるのです。しかし彼らはその醜い本質を隠すためマスメディアを使い、「強要未遂だの威力業務妨害だの」の事件を必要としているのです。

40年前の劣悪な条件と対比して
 ところが一方では、敵の攻撃は仲間の団結促進になるのです。労働運動の歴史が教えていますことは、資本と権力の攻撃の中で労働組合は誕生し、労働組合は経済要求の実現だけではなく、政治の仕組みを労働者本位に変えることをめざし闘うようになったということです。敵は攻撃により労働者を鍛え、自覚させたのです。敵は自らの相手への攻撃が、自らの墓穴を掘ることになるのです。この歴史の発展法則に、我々は確信を持っているのです。今回、敵は我々に最大のチャンスを与えているのです。そこから得られるものは、政策闘争の発展なくして「中小企業を救うことはできず、労働者の雇用、労働条件の維持・向上は不可能である」ということです。
 生コン支部40年の歴史と伝統は、敵のいかなる攻撃に対しても体を張って不屈に闘う強固な意志力、先進的政策活動能力、電撃的反撃対応であります。敵には強く、仲間には頼れる、求められる労働組合です。我々はここに生コン支部魂を見て、誇りにしているところです。
 40年前、奴隷的賃金・労働条件下にあった生コン労働者。今、東京大学に入学するより難しいといわれ、他産業の仲間からうらやましがられている優れた労働条件。職場には自由があり笑いがあり、明るい連帯感がありぬくもりがある。中小企業の良き味方、闘う仲間たちの闘う砦である労働組合、これが生コン支部なのです。「敵の攻撃を反面教師として成長する」、揺るぎない階級的観点に立った労働運動を今後も力強く発展させなければなりません。

支配層内部の対立と矛盾が激化
 さて政局について、先の衆議院選挙では自民大勝、自公両党により議会では3分の2以上の議席を獲得することに成功しています。これは小泉による巧みな焦点隠し、選挙制度、自公癒着、マスメディアによる誘導等によるものです。けっして支配者の行おうとしている大増税、年金はじめ福祉の切り捨て、グローバリズムの名による大競争によって多数の弱者を痛め、会社倒産、大量失業等にYESを与えたのではないのです。ほんのわずかの期間でメッキはすぐ剥げます。そこが反撃チャンスです。
 すでに支配者の内部では、対立矛盾が激化しています。郵政民営化をめぐる内部分裂、これはその始まりが表に現れただけですが、今後この動きは一層強くなると思われます。それは既得権を守ろうとする側と、アメリカと多国籍企業の利益を優先する側との対立矛盾なのです。小泉総理自身、来年9月には辞めると言っています。これは今までの莫大な借金と無駄遣いのツケを国民に転嫁する、それには消費税等の税金を大幅に上げるしかないのです。国民の反発を恐れているのです。アメリカの尻馬に乗り自衛隊を戦闘地域に派遣し、いつ反撃にあうやらビクビクしているのです。
 憲法改悪、自衛隊の合法化、集団的自衛権の発動を是認する動き、テロ対策と称して国民保護の名による国民監視、人権抑制システムの確立、好き放題のことを考え、実行しようとしています。第二次世界大戦時、ドイツ・ヒトラー政権が行ったように、日本の軍国主義者が行ったように「初めは政権と最も闘う側を弾圧し、やがて身内まで弾圧の対象にして体制を維持した」、このことにより世界を戦争の惨禍に引き込み多くの尊い人命を失ったことは記憶に新しいことであります。この歴史事実から教訓を引き出すことが大事なことであります。少数の支配者が多数の国民を欺瞞により議席を獲得したからといって傍若無人な振る舞いをすれば、彼らは自らの墓穴を掘るようなものです。しかし法則的には、彼らは国民への攻撃は避けられないのであります。議席は多数でも、それを支配しているのは少数なのです。彼らの攻撃を、反撃の最大の武器として闘うことなのです。そこに勝利の道が開かれるのです。

大多数の弱者が共存できる社会
 労働組合は今まで展開してきた春闘、政策闘争を発展させつつ、労働組合の社会的任務として経済闘争・思想闘争・政治闘争を三位一体的に追求することが時代の要請として強く求められています。世界を変え、日本を変え、産業界を変え、職場を明るくする観点です。グローバル市場原理主義、新自由主義の名による、帝国主義の行う地球的規模の収奪、搾取政策、略奪のための戦争と対決して闘うことです。それには過去を反省し、歴史教育に力を入れることです。改革と称し中小企業と労働者の権益を剥奪することを許さない闘いを展開することです。マスメディア、支配者の作った彼らに都合の良い常識に惑わされることなく、物事の本質を見る目を養うこと、これは労働者的学習力を身につけることです。そのことにより「苦しい時は原因は何か、闘う時は敵は誰か」、的を得た闘いにより勝利するのです。
 今日需要が落ち込み競争をあおる時代状況が作られ、労働組合は抵抗勢力として叩かれ弱っています。このような時代に我々は何をなすべきか。それは企業主義、本工主義、企業内労使協調主義を実践的に克服する方針を確立し闘うことです。産業政策活動は経済の民主化、産業の民主化に加え、労働組合の企業内的運動の限界を克服する運動でもあるのです。今日、多くの非正規労働者を組織する場合においても重要な取り組みでもあるのです。
 産業別的団結テーマは、組合員のみだけでなく未組織労働者も対象になります。賃金、福祉、雇用、安全衛生、人格権等と下請企業の地位向上テーマと団結主体としての協同組合化等です。労働組合の組織形態は、業種別・産業別が団結体にとって有効です。これは生コン支部の歴史が教えています。
 傾向の異なる労働組合、諸団体との共通テーマによる共闘をさらに発展させること、困難な闘いを余儀なくされている仲間の闘いを共有し連帯して闘う、これは「他人の痛みを己の痛みとして感じられる労働運動」の実践であります。
 一昨年来取り組んでいる幹部活動家のレベルアップ、各ブロック職場の活性化は、引き続き重要な実践テーマです。今大会が運動方針の確立に加え、質の高い団結力と行動力を獲得すること、権利侵害・弾圧粉砕、組織拡大、諸課題実現に向け飛躍的前進の基礎を確立することであります。
 記念すべき歴史的大会の成功、バンザイ。

2005年10月5日  獄中にて
委員長  武 建一


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各界来賓紹介、代表あいさつ

「国会の中でも、弱肉強食一辺倒の政治がまかり通っている。強者の論理で競争を煽り、弱者を淘汰する政治を許してはならない」おだち源幸参議院議員。
「苦しい時に闘う仲間が本当の仲間。家族や子どもさんの姿が見られる大会が嬉しい」長崎由美子社会民主党大阪府連合副代表。
「ブッシュ・小泉の戦争政策に対決し、労働者と国民、中小企業が共存する未来をともに構築しよう」加来洋八郎全港湾大阪支部執行委員長。

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祝電・メッセージ紹介

【議員・行政・政党】
 真面目に正当な組合活動を展開している全日建の幹部に対する弾圧は、労働運動の否定であり権力の濫用そのものです。弾圧に屈せず、組織をあげて不当弾圧と闘ってください。連帯労組顧問(元労働大臣)・永井孝信/本大会を機に、貴労組が生コン製造・輸送、バラ輸送、圧送、打設の各分野における基盤整備や新技術の開発などの取り組みを一層強められ、ますます発展されますよう期待申し上げます。大阪府知事・太田房江/大阪市長・關淳一/参議院議員・おだち源幸/衆議院議員・辻元清美/前衆議院議員・土井たか子/前衆議院議員・大谷信盛/前衆議院議員・稲見哲男/吹田市長・阪口善雄/大阪府議会議員・はんだ實/大阪府議会議員・尾辻かな子/兵庫県議会議員・いなむら和美/大阪市議会議員・紀野敏明/大阪市議会議員・田中ゆたか/堺市議会議員・田中たけよし/寝屋川市議会議員・山本三郎/西宮市議会議員・片岡保夫/社会民主党大阪府連合代表・隅田康男/社会民主党尼崎支部市民運動委員長・古賀しげる/新社会党大阪府本部委員長・山下けいき/新社会党兵庫県本部委員長・原和美

【労組・友好団体・業界】
 近畿地方交通運輸産業労働組合協議会大阪交通運輸産業労働組合協議会議長・馬渕貞美/連合交通労連関西地方総支部生コン産業労働組合執行委員長・坪田健一/全日本港湾労働組合関西地方本部地方執行委員長・佐野祥和/同関西地方大阪支部執行委員長・加来洋八郎/全国一般労働組合全国協議会中央執行委員長・中岡基明/日本私鉄労働組合関西地方連合会執行委員長・馬渕貞美/自治労大阪府本部執行委員長・山田保夫/大阪市職員労働組合執行委員長・木下平和/∪Iゼンセン同盟関西セメント関連産業労働組合執行委員長・中野利之/全国一般労組大阪地方連合会執行委員長・奥村勇/自治労奈良市従業員労働組合執行委員長・大橋浩治/大阪交通労働組合執行委員長・上田一男/全日本鉄道労働組合総連合(JR総連)執行委員長・小田裕司/JR西労近畿地方本部執行委員長・佐々木昭示/全国金属機械労働組合港合同委員長・藤田良雄/全国金属機械労働組合港合同南労会支部/国鉄千葉動力車労働組合執行委員長・田中康宏/大阪全労協議長・石田俊幸/おおさかユニオンネットワーク代表・加来洋八郎/大阪教育合同労働組合執行委員長・山下恒生/大阪平和人権センター理事長・田渕直/西地区平和人権連帯会議議長・山元一英/新運転・関西職別労供労働組合執行委員長・隅谷登/自運労京都支部執行委員長・松居順一郎/自治労加古川市職員労働組合執行委員長・菅野逸雄/東大阪市教職員組合執行委員長・林二郎/国労熊本闘争団団長・平嶋慶二/阪神タクシー労働組合/ワーク自動車運転士労働組合執行委員長・新城俊雄/関西合同労働組合執行委員長・石田勝啓/釜ヶ崎地域合同労働組合執行委員長・稲垣浩/自立労働組合連合中央執行委員長・田中啓司/大阪地域合同労働組合執行委員長・木本憲雄/洛南労働組合連絡会議代表・瀧川順朗/なかまユニオン執行委員長・井手窪啓一/きょうとユニオン(京都地域合同労働組合)執行委員長・中岡基明/高槻医療福祉労働組合執行委員長・森章代/広島連帯ユニオン/神扇生コン運輸労働組合委員長・中田好彦/部落解放同盟大阪府連合会執行委員長(参議院議員)・松岡徹/在日本朝鮮人総聯合会大阪府本部委員長・金奉亨/在日韓国民主統一連合(韓続連)大阪本部代表委員・李鐵/在日高麗労働者連盟執行委員長・康幸吉/日韓民主労働者連帯代表・中村猛/全日本建設運輸連帯労働組合東海地区生コン支部執行委員長・玉越友一/同静岡県セメント・生コン支部/大野運送労働組合執行委員長・馬場啓慈/反「入管法」運動関西交流会/関西労組交流センター代表委員・松田勲、野口英明/共同センター・労働情報/とめよう戦争への道!百万人署名運動関西連絡会/全国交運共済生協西日本事業本部事業本部長・竹内義明/社団法人国際経済労働研究所理事長・前川朋久/ティグレ会長・高橋正人/特定非営利活動法人社会福祉蒼生会/近畿生コン関連協同組合連合会理事長・吉田伸/近畿バラセメント輸送協同組合理事長・内野一/近畿生コン輸送協同組合理事長・池田良太郎/大阪生コンクリート圧送協同組合理事長・吉田伸/和歌山県中央生コン協同組合理事長・大江英昭/新奈良小野田レミコン株式会社代表取締役・土田英俊/有限会社武庫川生コン代表取締役・藤田継雄【以上順不同・敬称略】


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大 会 宣 言

 米国を中心とした軍事同盟諸国は、弱肉強食の新自由主義政策のもとに自国優先の世界戦略を広げ、圧倒的武力を用いて世界中で侵略と虐殺をくり返している。同時に小泉政権は、国民とアジア諸国の反対を無視して靖国参拝をくり返し、米国の世界侵略に追随して戦争国家体制づくりに奔走している。
 過日の総選挙では、郵政民営化を争点に 「改革を止めるな」という美名のもとにマスコミや国民を甘い罠に誘い込み、小泉自民党への支持票を遥かに超えた議席数を獲得。憲法改悪・戦争遂行体制づくりにひた走り、さらなる反動立法の強行成立や警察・検察・裁判所を私物化した弾圧政策を画策している。今年1月13日、3月9日には関西地区生コン支部に新たな刑事弾圧を加えた。労働者と中小企業の共通利益に基づく共同行動を大きく前進させる渦中で仕掛けられた許されない不当弾圧である。
 私たちは過ぐる一年間、獄中にいる仲間を奪還する闘いとして 「1・23不当弾
圧糾弾抗議集会」「4・7大阪地裁抗議共同行動」「6・27日韓労働者総決起集会」をはじめ、府警・検察・裁判所・拘置所に対する抗議宣伝行動を精力的に展開。産業別労働組合として労働者と中小企業主導型の政策闘争を推進し、産業別賃金・労働条件の確立へ具体的な政策を実践してきた。
 05春闘では「政策春闘」を継続し、関連5労組とともに業界の基盤整備を推進し、協組加入促進運動を展開。組合総研を成熟化させ、新技術開発研究会を設立。本年10月には、労使双方が産業人として社会的認知を得るための教育制度「マイスター塾」の開講を実現するなど新たな情勢を切り開いてきた。さらに国際連帯活動では、韓国労働者との共同闘争を質・量ともに発展させ、太平洋セメント株主総会闘争を幅ひろい労働者・市民、とともに取り組んできた。
 私たちは、これら大きな成果を確信に、労働者の要求を「さらに大きく」実現する階級的労働運動を発展させ、今なお獄中で不屈に闘う仲間と連帯し、全組合員が一丸となって「時代の変革者」として不屈に闘い続けることを宣言する。

二〇〇五年一〇月一六日
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部第四一回定期大会

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連載Qブロック版(奈良)
   清流の里に120余名 〜サマーフェスタ2005

バスでいざ、天川村へ
 奈良ブロック恒例のサマーフェスタ(家族交流会)が7月31日、県下南部の吉野郡天川村・西の谷ふれあいの森キャンプ場で開かれた。当日集合した120余名のファミリーは、用意された2台のバスに分乗し、いざ天川村へ。
 修験道で有名な大峯山を擁する山々を源流とした天の川は、風光明媚な渓谷美を造り出し、下流は十津川・熊野川と名を変え熊野灘(太平洋)へと流れている。村内の洞川地区は代表的なカルスト地形で多くの洞窟や鍾乳洞があり、3ヵ所の温泉は登山者の疲労回復に利用されている。また、この村で一番有名なのが名水百選にも選ばれた超名水「ごろごろ水」。休日にはマイカーやバスで来村する観光客で駐車場は満車状態となる人気ぶりだ。

人と自然のふれあい
 本題の交流会はまず、青婦部部長が自然のなかで遊ぶ場合の注意事項を説明した後、ブロック長の乾杯音頭でスタート。「待ってました」とばかり、冷たいビールを片手に焼き肉とアマゴの塩焼きで舌鼓。今回、焼き場を4ヵ所に増やしたため、肉の焼き上がる時間が大幅に短縮。事前に用意された35キロ肉と7キロのアマゴや野菜、おにぎり150個にスイカをすべて完食した。
 胃袋が一段落したところで、教育部による○×クイズで盛り上がった。ちなみに、教育部がこのこの日のために約80問の問題を用意していたにもかかわらず、10問程で優勝者が決定してしまった。
 そして、いよいよ川遊び。このひと時を1年前から楽しみにしていた子どももいる程で、一番人気の「アマゴの掴み捕り」には、子どもと一緒に大人たちが必死に魚を追う姿が。夫婦並んで釣りを楽しんだり、アマゴを釣り上げて得意げに満面の笑みを浮かべたり・・。

カッパの出現に喝采
 少し下流にはイカダが設置されており、泳いだり飛び込んだりして自然とたわむれる光景が。そこに、この日一番の人気者が登場。頭にフリスビーを括りつけ、岩からイカダへ、イカダから川へと飛び込む河童が出現。我が機関支部員のTさんであった。彼は、この天川よりも少し下流の十津川で生まれ育った野生児。我々都会育ち?には真似のできない身のこなしに参加者一同、唖然とさせられた。
 途中、30分ほどのスコールに遭遇したが無事、天候も回復。他のグループと交流もした後、手掴みで捕ったアマゴを各自おみやげに持ち帰っていただき、帰路についた。清流の川、深緑の天川村を満喫した一日だった。

【通信・奈良ブロックのTさん】

 

参加した方々からの事メッセージ

組合員と家族の深い絆
 昨年は雨で中止となり、天川村での2年越しのサマーフェスタとなった。家族をはじめ各ブロックの参加によって、ますます組合員と家族の絆が深まり、一層組合活動に力が入ると思う。これを機に、ブロックの質量とも家族を含めた運動の強化をめざしたい。
【執行部・Sさん】

大自然のなかで大満足
 初参加でしたが、大自然のなかで焼肉・魚・ビール・スイカと皆さんに楽しくさせていただき、大満足。楽しいひとときとなったことに感謝している。またこうした機会があれば、ぜひ参加したい。
【「女性部・あさがお」会長】

初参加の不安も吹っ飛び

 皆さんと初の出会いで少し不安もあったが、とても親切な人ばかりで楽しい一日となった。組合員の皆さん、ありがとう。
【組合員の友人】


もっと時間があれば

 初参加で、数多くの組合員と家族が集まっているのに驚いた。肉・魚・スイカ・ビールとおなかいっぱい食べさせていただき、楽しい一日だった。もう少し時間があれば、と残念だった。
【奈良ブロック・Hさん】


心身ともにリフレッシュ

 今回のような楽しい時間を過ごせたのは何年振りかで、心身ともリフレッシュした。明日から職場で皆さんと出会っても、今まで以上に楽しいと思う。次回も必ず参加したい。
【一般参加・Kさん】


実行委員の面々に感謝

 今までのフェスタのなかで、一番和気あいあいとして楽しかった。川も綺麗で、自然の中で食べる肉もビールも最高で大満足。実行委員の皆さんに感謝している。次回もよろしく。
【奈良ブロック・Sさん】


弾圧を吹き飛ばす団結

 サマーフェスタで不当弾圧を吹っ飛ばせ!今回のテーマは、家族の交流と地域の組織拡大、不当弾圧をはね返し、運動の正当性を再確認することにあった。ブロックの団結がより強固になったことを確信し、交流会は大成功だった。
【奈良ブロック・Iさん】


仲間の力を結集しよう

 不当弾圧をはね返すには、一人ひとりの組合員と家族の力が要となる。フェスタの成功をバネに、全組合員が一致団結し、今なお勾留されている仲間の奪還に力を結集しよう。
【奈良ブロック・Yさん】


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